2016年2月29日 (月)
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今考えたい、そのときのこと。もしも実家が空き家になったら?

今考えたい、そのときのこと。
もしも実家が空き家になったら?

最近、空き家の増加が大きな注目を集め、社会問題にもなっている。その原因とわが家のことを突き合わせてみると、ひとごととはいえなくなる。あなたの実家は大丈夫なのか?実家の将来について今のうちに考えておこう。

ただ今、空き家が増加中

ここ数年、放置された空き家について近隣住民などからの苦情や問い合わせが増え、自治体では頭を痛めている。実際に家の近所でも、屋根や外壁などが崩れかけていたり、庭木が繁茂した空き家を見たことがある人もいるだろう。
2014年夏に発表された総務省の「住宅・土地統計調査」(5年に一度実施)では、空き家の数は5年前より63万戸増えて2013年には820万戸、住宅戸数に対する空き家率は13・5%と過去最高を更新。今や7~8戸に1戸は空き家という状態だ。この数には、賃貸住宅で長いこと入居者がいない部屋や、建て替えを前提に空き家になっている住宅も含まれるが、地域を問わず、全国的に空き家が増えていることは間違いない。

空き家は増え続けている

空き家は増え続けている
※総務省統計局の平成25年「住宅・土地統計調査」より

あなたも空き家予備軍かも・・・

今や日本の人口は減少に転じ、総世帯数も2020年をピークに減少していくことが見込まれている。それにもかかわらず、新築住宅の建設は若干減少しつつも、止まることはない。
野村総合研究所のレポートによると、世帯数の減少を考慮して住宅の除却・減築が進まない場合、2023年には空き家の数は1397万戸になり、空き家率は21%にまで上昇することが予測されている。
平均寿命が延び、高齢化も進んでいる。先の「住宅・土地統計調査」で高齢者のいる世帯は、30年前には主世帯全体の25%だったが、2013年は40%に達し、そのうち高齢の夫婦のみの世帯や、高齢の単身世帯が半分以上を占めるまでになっている(右のグラフ参照)。
ということは、こうした世帯の家も、いずれは空き家になる可能性が高いということだ。
あなたの実家はどうだろう?子ども全員が離れて暮らし、両親または父母どちらか1人で暮らしているなら、実家は将来、空き家になってしまう。あなたも将来は空き家を抱える〝空き家予備軍〟の1人かもしれない。

空き家予備軍の高齢者のみの世帯が増えている

空き家予備軍の高齢者のみの世帯が増えている
※総務省統計局『平成25年住宅・土地統計調査』の「高齢者のいる世帯の世帯の型別割合(全国)」より
構成・取材・文 / インタープレス
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