2016年2月29日 (月)
PAGE: 1 / 4
親の5年後、10年後のために今、やっておきたいこと

親の5年後、10年後のために
今、やっておきたいこと

元気な親でもこの先何年、同じように暮らしていけるか、今の住まいで老後も不自由なく生活できるかを元気な今だからこそ、親子でしっかり考えてみることが重要だ。まずは親の意向を確認し、将来の希望がわかれば、具体的な方法や準備のしかた、今、やっておきたいことも見えてくる。

親の年齢と健康状態を確かめ今後の生活を考えてみよう

親と実家の将来を考えたら、子どもは40代前後から少しずつ準備を始め、やっておいたほうがいいことがいろいろある。親が高齢になってからでは、できることが限られてしまうからだ。
まずは今の親の年齢と健康状態などをよく聞いて、10年先の親の生活ぶりを思い浮かべてみるといい。
仮に今、60代で元気に暮らしている親でも、10年後には70代。平均寿命から考えれば、その後もまだまだ生活は続くが、今と同じような生活スタイルを維持できるとは限らない。一般的に健康に問題なく生活できる健康寿命と、亡くなるまでの平均寿命には、男女ともに10年くらいの違いがあるからだ。実際に70代後半になると病気になったり介護が必要になる人が増え、日常生活にも支障が出てくる。80代では2人に1人が預貯金の出し入れや買い物もできなくなる(下図参照)。

親の年齢や家の状態をチェックし、今後のプランを検討する
高齢の親には、何らかの助けが必要

実家は築何年か、今後も安心して快適に暮らせるか…

一方で、実家の状態をチェックしてみることも重要だ。今の家は築何年になるのか、これまでに修繕やリフォームなどをどれくらいしたのか、家の履歴を親と一緒に確認してみよう。
中でも、建築した年を調べることは大切だ。1981年5月以前なら旧耐震基準で建てられた家になる。1981~2000年に建てた家(特に一戸建て)もグレーゾーンといわれ、今の新耐震基準とは異なる。こうした家は何らかの耐震補強工事が必要な場合がある。まだ築年数が浅く、今は問題なく暮らしている家でも、高齢になったときはどうなのか、階段の上り下りや段差などで不自由することはないかも、親と話し合ってみることが大切だ。
親の今後の生活を支えるためにも、住まいをどうするかはとても重要になるため、親の考えを聞いてみよう。
親が望むこれからの暮らし方に合わせ、住まいは右のような3つの選択肢が考えられる。それに合わせて、具体的に子どもができることを検討したい。

親の暮らし方によって検討することが異なる
構成・取材・文 / インタープレス
取材協力 / 上田真一さん(NPO法人「空家・空地管理センター」代表理事)・大垣尚司さん(一般社団法人「移住・住みかえ支援機構」代表理事)
情報提供日 / 2016年2月18日
相続についてもっと知りたいなら

関連する対策タイプ

親子で相続対策を進めるために

家族の連絡帳

家族の連絡帳
年齢とともに心配になる親のこと。親も子世帯の経済面や暮らしを気遣っています。
「家族の連絡帳」をプリントアウトして、書き出すことから親子のコミュニケーションを始めてみませんか?親子がよく話し合うことでそれぞれの悩みが解決するかもしれません。
実家の相続対策を詳しく紹介

「親と実家」を考える本

表紙サンプル
表紙サンプル
目次サンプル
実家の相続対策に役立つ

カタログ請求のご案内

建築会社や不動産会社が作成しているカタログは、商品やサービスの紹介だけでなく相続にかかわる一般的な知識も得られるものもある。無料で請求できるので、会社名やカタログ名で気になるものがあれば取り寄せて、プラン選びに役立てよう。
※こちらのサイトで紹介しているカタログは『「親と実家」を考える本』にも掲載されています。下の『「親と実家」を考える本』のカタログ請求画面から、お好きなカタログをご請求ください。